年次有給休暇を上手に活用しよう!

最近、働き方改革が進んでいる中で、年次有給休暇の取得がますます重要になっています。特に、2019年4月からは、年5日間の有給休暇を確実に取得させることが法律で義務付けられました。そこで、今回は「年次有給休暇の計画的付与制度」についてお話しします。

計画的付与制度って何?

この制度は、年次有給休暇のうち5日を除いた残りの日数を、労使協定を結ぶことで計画的に休暇を取得できる仕組みです。これにより、休暇の取得が確実になり、労働者は予定していた活動をしやすくなります。

また、事業主にとっても業務の計画が立てやすくなるんです!下記取得例をご参考ください。

どうやって運用するの?

付与日数の設定: 例えば、年次有給休暇が10日ある場合、5日を引いた5日が計画的に付与される対象になります。

付与の期間: 休暇を前期(4月~9月)と後期(10月~翌年3月)に分けて、それぞれ2日~3日ずつ計画的に取得することができます。

希望表の提出: 従業員は、希望する休暇日を事前に提出し、上司が調整します。

時間単位の取得も可能!

年次有給休暇の付与は原則1日単位ですが、労使協定を結べば、年5日の範囲内で、時間単位の取得が可能となります。

これにより、急な用事やちょっとした休憩を取りやすくなります。

労使協定に定める事項としてはリーフレット2枚目をご参考ください。

まとめ

年次有給休暇の計画的付与制度を活用することで、働き方や休み方を見直し、より充実したライフスタイルを実現しましょう。自分の時間を大切にしながら、仕事も楽しんでいきましょう!